| 三郎 | (ヤスオの前にソフトを出し、誇らしげに)浅間出スル子だ。 |
| ヤスオ | え?……朝まで? |
| 三郎 | スル子だよ。知らないのか?浅間出スル子。あなたとバーチャル・エクスタシーの |
| 第四弾、浅間出スル子の「はみだしデカパイ情熟系」だ。 | |
| ヤスオ | ……。 |
| 三郎 | ん? どうした? こっちのほうがタイプか? |
| ヤスオ | ったく! 同じようなもの二枚も借りてくんなよ!!(と、奪って放り投げる) |
| 三郎 | あっ、何すんだ、ヤスオっ |
| 三郎 | 同じじゃないだろ、全然!! 二人とも巨乳は巨乳だけど、後唐美奈代はセクシー系、 |
| 浅間出スル子はロリコン系じゃないか。……全然ちがうって。 | |
| ヤスオ | よう、高木。 |
| 高木 | おう。一緒にバーチャルしようと思って、レンタル屋でソフト借りて来たぞ。 |
| ヤスオ | 俺も今、パパイヤやってたところだ。何借りた? |
| 三郎 | 悪いが高木くん。後唐美奈代なら、うちにもあるぞ。 |
| 高木 | これはこれは、お父さん。何です? ウシロから……? |
| 三郎 | 美奈代だよ。知らないのか? 後唐美奈代。あなたとバーチャルエクスタシー |
| の第三弾、後唐美奈代の「味チチ揉んめ」だよ。それだけじゃない、浅間出スル子だってあ | |
| るんだぞ(と、印籠のように突き出す) | |
| 高木 | そんなのよりずっと興奮するヤツ借りてきましたよ。 |
| 三郎 | 本当? よし、あがれ。 |
| 高木 | その前に車を止めないと。 |
| ヤスオ | (見て)そうそう。あの古い車を何度か借りたおかげで、さっきは助かったよ。 |
| 三郎 | こらヤスオ。感謝してるなら一緒に駐車場探してあげなさい。 |
| ヤスオ | その間にウシロカラなんとか、やる気だな? |
| 三郎 | そうじゃない。父さんはおまえに友情っていうものをだな…… |
| 高木 | (口をはさみ)頼むよ、ヤスオ。 |
| 三郎 | (すぐさま頭を下げ)頼む、ヤスオ。 |
| ヤスオ | ……しょうがねえな、ったく……。ハイハイ、わかったよ。 |
| 三郎 | 優しい子だなーヤスオは。じゃ早くソレを貸せ。 |
| ヤスオ | (ボタンを外されながら、高木に)駐車場まで俺に運転させてくれよ。 |
| 高木 | ああ。いいよ。 |
| ヤスオ | ごめん……やっぱいいや。 |
| 高木 | なんだよ、遠慮しなくていいよ。 |
| ヤスオ | だっておまえの車…… |
| 高木 | ……なんだよ? |
| ヤスオ | 飛ぶ? |
| 高木 | あ? |
| ヤスオ | ……(鼻で笑い)飛ばなきゃなあー。 |
| 高木 | なんだよ、飛ぶって……? |
| 三郎 | 気にしなくていいぞ高木くん。車が飛ばないのは当たり前だ。……翼なら出るだろ? |
| 高木 | ……出るわけないじゃないですか、そんなもん。 |
| 三郎 | ようし。……バーチャル・エクスタシーのめくるめく快感の世界を思う存分味わうと |
| するか……!! | |