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未来の想い出、ラインナップ。

 「未来の想い出」は、大きく分けると次の三つのテーマを柱としたドラマです。

@科学・産業・医学の失敗
タイムマシンやバーチャル・リアリティ、若返り手術など

A政治・社会。教育の崩壊
青少年セックス禁止法や超高齢化社会、イジメのない学校など

B文化・流行・気象の終焉
超激安戦争や究極のグルメブーム、雨の降らない空など

 また、「未来の想い出」では、大衆による大騒動や開発者の苦悩などを描きません。あくまでも個人にスポットを当てて物語を作ります。

 その方が、どんな無茶な設定や深刻な問題でも、コメディーとして成立するし、

女性視聴者にも身近なドラマになるからです。

以下に、具体的なラインナップを挙げます。
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「存在の耐えられない軽さ」
 夫の浮気症に耐えられなくなった若妻が逆上し、夫と愛人を射殺。だが、夫の浮気は彼女の誤解だった。その日をどうしてもやり直したい若妻は、タイムマシンに乗り過去の世界へと旅立ち、自分自身が逆上しないよう必死にフォローする。
 しかし結局、タイムマシンでは過去の人生を変えることが出来ない。二度とやり直せない人生だからこそ、人は必死にがんばるのだ。タイムマシンは未来にそんな教訓を与えてくれる。

「青いバパイヤの香り」
 バーチャル・リアリティによってメディアは飛躍的に進化。おたく青年は、新製品を次から次へと購入し、仮想現実の世界にのめり込んでいく。田舎から上京した父は夢のような体験に感激。しかし、現実とメディアの堺を見失い始めた青年は、次第に心を閉じていく。
 果してメディアはこれ以上進化していいのか? メディアから投げかけるメディア自身の問題点をえぐる。

「時計じかけのオレンジ」
自動販売機が「ありがとうございました」と話しかけるのは、本当に気持ちの良いサービスなのだろうか? 科学技術の発展は、世の中に大きなお世話をうみ続けているとも言える。男にふられたばかりの寂しい女が、「話し相手になってくれる夏みかん」を購入。最初はよき友だちだったみかんは、次第に人格を持ちはじめ、彼女の生活を破綻させて行く……!



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