なぜ、わざわざはるか未来に語られる、ちょっと未来の物語にする必要があるのか。
それは、以下の理由によるものです。
- 1)新鮮なドラマ素材が得られる。
- ドラマのモチーフが、「現在この世にありえないこと」なので、通常のドラマに飽きた女性視聴者にとっても、新鮮なものになります。現代から未来を語る手法では、リアリティにしばられてな発想しか生まれません。
- 2)身近なドラマ素材が得られる。
- モチーフを「ありえないが、この世にあればいいもの」に限定することにより、誰もが共感できるドラマになります。
- 3)夢のあるドラマを描ける。
- 「ドラえもん」がいたらいいな、という感覚---つまり夢と空想の実現---が、現行枠の視聴者(主に若い男性)の欲望を満足させます。
- 4)笑えるドラマを描ける。
- 現在この世に存在しないことは、すべて滑稽です。実際にはありえない現象や物でも、人々が当然のこととして捉えることでナンセンスな笑いが生まれます。
これぞまさしく、女性が見たかった、
そして男も放さない、「ハマるドラマ」なのです。
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