7月25日
撮影日誌
◆7月25日(金)  *数字はシーンナンバーです
56A)卸町SET・アパートの部屋
103A)〃・〃
103)〃・〃
98A)〃・〃
87A)〃・〃
終了後、翌日分121A、Bの段取り
撮影用スケジュール表

シーン解説
S#103)木造アパートの・鮮と幹の部屋
深夜、静まり返った真っ暗な部屋で、赤ん坊が火のついたように泣いている。
幹、困り果てたように赤ん坊を抱いてゆらしているが、少しも泣きやむ気配がない…。

7月25日(金)晴れ
私の役所として、何としてでも思い通りのものを手に入れたいと力入れる、映画にとってもっとも重要不可欠な主題歌。私はクランクインする前からその曲を決めていた。この曲を聞いた時の衝撃といったらなかった。体中に電気が走り「これだぁこの曲しかない。ルースはこの曲で決まりだ。主題歌はこれで行くぞおー」と叫んでしまったほどである。(この曲に出会うまで何十曲とあらゆる曲を聴いていたが、どれもピンと来なかった)早速、監督にも聞かせると、とても気に入ってくれた。後は先方に承諾を取るのみだ・・・・が、すぐにOKをもらうことが出来なかった。ガーンガーンガーンガーンなぜなぜなぜ????先方としては、脚本から感じるイメージは曲にあっていると思うが、ビジュアル(映像)を確認してからでないと、承諾は出来ないというのである。もっともな言い分であった。私はすぐさま編集室に飛び、ラッシュを組んだ。用意出来たのは、歯抜けだらけのシーンを並べ、カット順にただつないだ、音のない映像だった。「こんなんでこの映画を分かってわらえるかぁ気に入ってもらえるかぁー(いらだつと出てくる関西弁)」と音楽プロデューサーとバトルした。しかし、早く決めないと撮影終了と同時に仕上げが待っている。なおかつ、私は第二候補の曲を全く決めていないと言うより探してもいない。不本意な段取りであったが、あたって碎けろだ。決戦はイマジカ第4試写室、この映画への想いと、いかにこの曲が必要かということを、私は言葉の限りを尽くして伝えた。燃え尽きた。だが不安である。


★本日のスナップ(照明さんキヨピーと女優さんRenachin’G)はこちら★
★キャスト紹介★
名 前 :三上大和
ふりがな:みかみやまと
生年月日:S51年9月22日
身 長 :182cm
体 重 :81kg
B W H
担 当 :大山 龍
作品歴 :
特に注目してほしい所:
方言を特訓して標準語を話せるように、監督や岡田君と努力した所
ア・ルース・ボーイという作品について思うこと:
鮮の「愛すること」「愛していること」の行動、決断力は今の自分はほど遠いと感じた。でもいつかは自分も鮮の様にがむしゃらに人を愛してみたいと思う。愛があるからこそ、人は生きていけると思うから。


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